フードプリンターできれいなプリントをするには？

このサイトは株式会社ニューマインドをスポンサーとしてZenken株式会社が運営しています。

食品工場向けフードプリンターで高精度の印刷を実現するためには、高解像度プリンターを選び、食品に合わせてインクを使うことが大切です。

きれいなプリントをするために重要な要素とは

食品の種類と表面状態

水分や油分量、表面の凹凸の有無など、食品の状態が印刷の品質に影響します。食品ごとに適切なプリント条件が異なりますので、必要に応じてプリンターの設定を見直しましょう。

フードプリンターは、水分量が多いと印刷がにじみやすく、少ないときれいに印刷しやすい傾向があります。湿気の多い食品は、乾燥時間も考慮することが大切です。

きれいなプリントを実現するプリンターの選定

高精度の印刷を実現するためには高解像度のプリンターが必要です。以下は目安ですが、解像度（dpi）は印刷の仕上がりを大きく左右します。

• 300dpi：シンプルなロゴや単色の文字に
• 600dpi：イラスト・写真印刷に
• 1200dpi：複雑なデザイン・フルカラー印刷に

300dpiの機種は、簡単なロゴや単色の文字入れなどに適しています。一方、イラストや写真を印刷したい時は600〜1200dpiの機種が適切です。

適切なインク・食用着色料の使用

食品の種類に合わせた適切なインク選びも求められます。フードプリンターは、インクの種類によって印刷できる食品が異なります。例えば水分量が多い食品の場合、耐水性が高い天然着色インクが適しています。一方、チョコレートなど油分が多い食品には油性インクが向いています。

印刷の精度を高めるためのプリンターの設定

フードプリンターの設定も重要です。設定を間違えると印刷がズレたり、インクがにじんだりすることがあります。高精度な印刷を実現するためには、食品ごとに合わせた印刷位置や印刷スピードの調整が求められます。調整後はテストプリントを実施し、想定通りに印刷できているかチェックしましょう。

プリンターの状態を保つ定期的なメンテナンス

フードプリンターのコンディションも精度に影響します。印刷がにじんでしまう場合、ノズルなど部品の洗浄・クリーニングを行いましょう。印刷の品質を維持するためには、フードプリンターの定期的なクリーニングが必要です。クリーニングを行えば、ノズル詰まりなど印刷トラブルも防止できます。

高精度・繊細なプリントに適したフードプリンター

NE-55MACHは、横方向300dpi・送り方向600dpiの高精度印刷が可能なフードプリンターです。印刷速度は最大毎分45mで、スピーディな印刷を実現しています。

写真画質に対応しており、グラデーションもきれいに表現可能です。インラインにも対応しているため、既存の生産ラインへ短期間で導入できます。利用できるインクは、合成着色インクや天然着色インク、天然ブラウン着色インクなど。文字から写真・イラストまで、さまざまなデザインを印刷できます。