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フードプリンターの消耗品の費用やランニングコストは?

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目次

食品工場向けフードプリンター導入後は、可食インク代やメンテナンス費用、電気料金などのランニングコストが発生します。

ランニングコストの中でも大きい「可食インク代」について

可食インク代は、フードプリンターのランニングコストの中でも特に大きな割合を占めます。価格はインクの種類や色数によって異なりますが、印刷する食品やデザインの種類でインク消費量が変わります。

可食インクの価格例

以下は可食インクの価格例です。

  • 合成可食性インク(200ml・4色):15,120円(税込)
  • 天然可食性インク(200ml・4色):17,280円(税込)

種類によって価格が異なります。

そのほかの消耗品やランニングコスト

フードプリンターは、主に以下のランニングコストが発生します。

消耗部品

ノズルやプリントヘッド、フィルターなどの消耗部品代です。フードプリンターを安定稼働させるためには、消耗部品の定期的な交換が求められます

メンテナンス費用

ノズルヘッドのクリーニングやインクカートリッジ交換など、日常的なメンテナンスにかかる費用です。専門業者が行う定期点検や部品交換などのメンテナンスも該当します。

洗浄・クリーニング費用

ノズル詰まりや食品カスの蓄積を防ぐために必要な費用です。専用の洗浄クリーニング液(カートリッジ)を使用します。フードプリンターは衛生管理が重要なため、定期的な清掃・クリーニングが求められます

洗浄カートリッジの価格は種類によりますが、とある製品は25,920円(税込)で販売されていました(2025年2月4日調査時点)。

電力料金

フードプリンターを稼働させると電気料金が発生します。消費電力は機種や印刷スピード、稼働時間などによって変動します

システム・ソフトウェア費用

フードプリンターで使用する印刷デザインソフトや、生産ラインと連携するシステムの導入・保守運用に必要な費用です。導入するソフトの種類やカスタマイズの有無、保守契約の内容によって費用が異なります。

故障・修理費用

フードプリンターで不具合・故障が発生した場合、部品交換や修理工賃などの修理費用がかかることがあります。実際の負担額は、メーカー保証の内容や保守契約の有無によって異なります

ランニングコストを抑える方法は?

フードプリンターのランニングコストを抑えるポイントをご紹介します。

  • インク消費が少ない機種を選ぶ(カラーインクの消費を最適化できる)
  • インク・洗浄液をまとめて購入して消耗品コストを抑える
  • 年間保守契約を利用して修理・部品交換費用を分散する
  • 定期的なメンテナンスで突発的な故障リスクを抑える

インクの消費が少ない機種を選ぶと、可食インク代削減に繋がります。インク消費を最適化できるため、長期的なランニングコストの削減が可能です。インクや洗浄液を一括購入し、1個あたりの単価を抑える手段もコスト削減に寄与します。

年間保守契約による修理費用の分散や、定期的なメンテナンスも効果的です。いずれも修理費用の削減に繋がります。

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