食品工場向けフードプリンター導入ガイド|フープリなび » 【対象食品編】食品工場向けフードプリンターを知る » 冷凍食品など、特殊な食品へのフードプリントはどこまで可能?

冷凍食品など、特殊な食品へのフードプリントはどこまで可能?

このサイトは株式会社ニューマインドをスポンサーとしてZenken株式会社が運営しています。

目次

食品工場向けフードプリンターは、冷凍食品を始めさまざまな食品に印刷可能です。

プリントが可能な食品

以下は、フードプリンターで印刷できる主な食品です。

  • コロッケなどの冷凍食品
  • アイス
  • 豆腐・厚焼き玉子など水分が多い食品
  • ハムなど肉加工品
  • かまぼこ・はんぺんなど練り物
  • クッキー・ウエハースなどの洋菓子
  • まんじゅう・せんべい・モナカなどの和菓子
  • スナック菓子
  • バウムクーヘン
  • グミキャンディ
  • パンなど

フードプリンターで印刷できる食品の種類は多く、クッキーなどの洋菓子から冷凍食品まで幅広く対応しています。このほか、チーズ、角砂糖など小さな食品にプリントできる場合もあります。機種によって対応状況は異なりますが、さまざまな食品への印刷が可能です。

特殊な食品にもプリントが可能な理由

フードプリンターが特殊な食品にもプリントできる理由は、インクジェット方式を採用しているためです。インクジェット方式は、対象物にインクを直接噴射する印刷方法をいいます。フードプリンターはインクジェット方式が普及しており、さまざまな食品への印刷を可能にしています。

また、天然着色料インクを使っていることも挙げられます。天然着色料インクは、自然由来の素材を原料に使用しているインクです。自然な発色が可能で、他のインクと比べて滲みにくい強みがあります。特に水分量が多い食品など、インクが滲みやすい食品への印刷で多用されています。

プリントができない食品

一方、フードプリンターでの印刷が困難な食品は次のとおりです。

  • 食肉や食肉加工品(生肉、ひき肉、味付け肉など)
  • 鮮魚

食肉・食肉加工品は、食品添加物の関係からフードプリンターでの印刷ができません。出荷前の検印としては利用できますが、装飾目的のプリントは不可能です。同様に鮮魚も印刷できません。印刷できるのは、マーキングや検印などの出荷工程にとどまります。

一方、ハム・ベーコンなどの肉加工品や、かまぼこなどの練り物に対してはフードプリンターでの印刷が可能です。これらは文字・イラストなどを印刷できるため、デザイン次第では商品価値を高められます。

本メディア監修・
ニューマインドについて
このメディアについて

このメディアは、フードプリンターで実績を持つ株式会社ニューマインドをスポンサーとし、監修を得てZenken株式会社が制作しています。
近年、食品業界では個別ニーズ対応や付加価値の向上が求められています。そんな中、フードプリンターは革新的な解決策として注目されています。このメディアでは、高画質なデザインのプリントに留まらず、生産性向上、差別化戦略、そして新たな顧客体験の創出など、食品工場へのフードプリンター導入がもたらす可能性と、導入のために参考になる情報をまとめています。