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さまざまな食品にデザインを印刷できる食品工場向けフードプリンター。仕出し弁当やお寿司などに使われる玉子焼きをつくる工場での導入事例をインタビュー形式でご紹介します。
ホームページや展示会で、フードプリンターで玉子焼きのような水分を含む食品や凹凸がある食品にもプリントできることを知りました。
焼印をプリンターで自動化することで手作業の手間も減らせて、お客様のニーズにもスピーディに対応しやすくなると考え、導入を検討しました。
何回かニューマインドさんにお邪魔して、実際に玉子焼きへのプリントをテストをさせていただきました。結果は良好でしたので、導入を決めました。導入したフードプリンターは、卓上型タイプのフードプリンター「NE-420F II」です。
玉子焼き8本は、切り分けると96個分です。
これまでは96個、ひとつひとつに焼印を行う必要があったところ、約1分で一気に手間なくプリントが完了します。
焼印だとお客様が希望されるキャラクターやロゴなどを表現できず、お受けすることができないことがありました。今後は細かい線や細部の表現もプリンターで対応できるため、受注機会が増えると考えています。
生産効率も1分間に玉子焼き8本を一度にプリントできるので、生産効率があがり、より大量のロットでのご注文にも対応できるようになりました。

滲みにくい可食インクで細部まで綺麗な仕上がり
導入したニューマインドのプリンターは、滲みにくい高粘度な天然ブラウン着色インクを採用しており、インク液滴の吐出量を制御する機能によって、水分を含んでいるうえに表面に凹凸もある玉子焼きにも綺麗にプリント。筆書き風の細かなニュアンスも再現します。
まず、「すごくきれいにプリントできる!」という声がありました。
また、「焼印の手間に比べて簡単だ!」といった声も多くありました。

本事例の玉子焼き工場で導入したフードプリンター
ニューマインド「NE-420F II」
大容量可食インクカートリッジを採用、交換が簡単で衛生的、中がパウチになっていて空気が入りづらく、ノズル抜けなどのトラブルも少ないのが特徴です。
専用大型ヘッド搭載により、420mm角サイズのトレイを約1分で高速処理。大型タッチパネルで操作も容易な卓上型で、多品種少量生産から大量生産まで対応可能。大型タッチパネルで操作も容易です。
高粘度インクの採用及びインク液滴の吐出量の制御により、凹凸のある食品にも綺麗に印刷でき、高さに個体差のある食品も1度に印刷できます。
ニューマインドは、食品への高画質・高速印刷を実現するフードプリンターの技術と実績を誇るメーカー。小規模店舗から食品工場の生産ラインまで対応しています。
菓子類をはじめ、従来印刷が難しかった食品にも、滲みにくいインクの開発によって綺麗な印刷を実現。
国内100台以上の稼働を誇る高速ライン機種を展開する中(2025年3月調査時点)、後継「NE-55MACH」は次世代ヘッドを搭載、高耐久・高生産性を実現。AIを活用した食品用良否判別システムを提供するなど、品質管理の効率化にも貢献しています。
このメディアは、フードプリンターで実績を持つ株式会社ニューマインドをスポンサーとし、監修を得てZenken株式会社が制作しています。
近年、食品業界では個別ニーズ対応や付加価値の向上が求められています。そんな中、フードプリンターは革新的な解決策として注目されています。このメディアでは、高画質なデザインのプリントに留まらず、生産性向上、差別化戦略、そして新たな顧客体験の創出など、食品工場へのフードプリンター導入がもたらす可能性と、導入のために参考になる情報をまとめています。
きれいに焼印できないといった問題がありました
玉子焼きにお客様の店舗名やロゴ、季節の絵柄やお祝いの言葉などを、焼印で一つ一つに入れていました。すべて手作業で行うため、手間と時間がかかっていたことが課題でした。
焼印の場合、入れられるデザインに限界があるので、お客様の細かい要望に応えられないこともありました。
また、玉子焼きの表面は水分も含んでいて凸凹もあるので、きれいに焼印がつかず、ロスが出ることも課題になっていました。