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フードプリンターの可食シートとは?

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目次

フードプリンターの可食シートは、デンプンやゼラチンでできた食べられるシートをいいます。主に写真印刷やデコレーションなどに使われています。

可食シートと可食インクの違い

可食シートはシート状になっている素材で、食品の表面に貼り付けて利用します。シートにデザインできるのが特徴で、ケーキなどのお菓子のデコレーション用途に適しています。主にケーキ店や菓子店、カフェなどの店舗向きです。

一方の可食インクは、フードプリンターで印刷する際に使うインクをいいます。可食シートと同じく食べられる素材を使っており、デザインは食品へ直接印刷します。こちらは主に食品の製造工場向きです。

可食シートの種類と特徴

可食シートは主に以下の3種類があります。

  • オブラート:デンプンで作られた可食シートで、透明度が高い
  • シュガーシート:砂糖を原料にした可食シートで、食品の装飾に使用される
  • ゼラチンシート:ゼラチンを原料にした可食シートで、オブラート同様に透明度が高い

食品によって適切な可食シートの種類が異なります。

可食シートでできること

可食シートは下記の目的に適しています。

  • 写真など高画質デザインの印刷に
  • 可食インクでは表現が難しい多様なデザインに
  • ケーキなどお菓子へのデコレーションに

可食シートを利用すれば、世界に一つだけのオリジナルデザインやデコレーションも実現できます

主な使い方

可食シートの向いている食品や使い方は次のとおりです。

  • ケーキ・誕生日ケーキ
  • ラテアート
  • スイーツへのデコレーション

ケーキに写真やメッセージを載せたい時はもちろん、ラテアート、スイーツのデコレーションにも向いています

可食シートの安全性

可食シートは安全性の高い原材料を使っているため、食品に安心して使用できます。主原料はゼラチンやデンプンですが、製品によっては大豆などの特定原材料を使用しているものもあります。使用する際は原材料の確認が必要です。

可食シートは湿気・乾燥に弱いため、保管方法によっては使えなくなる可能性があります。高温多湿・乾燥した場所に置くことは避け、密封状態での保管が求められます

可食シートへの印刷ができるプリンター

ニューマインドのNE-220MSは、A4サイズのスキャナー機能を搭載した可食シート専用フードプリンターです。印刷解像度は4,800×1,200dpiで、高画質な写真やイラストを印刷できます

操作も簡単で、付属のレイアウトソフトを使用すれば、スピーディにレイアウトを作成可能。レイアウトを作成したら、可食シートをセットするだけでプリントできます。

参照元:ニューマインド公式HP(https://www.newmind.co.jp/printer_food/NE-220MS.php
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