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凹凸が多い食品(パン、せんべい、クッキー、チョコレートなど)は、印刷面が平らでないため、均一なインクの定着が難しいという課題があります。また、高低差によって、印刷がかすれる・歪むといった課題もあります。
水分量が多い食品(フルーツ、ゼリー、和菓子、生菓子など)は、表面が湿っているため、インクが弾かれる・滲む、食品の温度や湿度によって、インクの発色が変わるなどの課題があります。
冷凍食品(冷凍パン、冷凍ケーキ、冷凍肉など)は、表面が凍っているため、通常のインクが定着しにくく、印刷後、解凍するとインクが滲む可能性があります。
導入前に、実際の対象食品ごとにテスト印刷を行い、印刷品質や耐久性を確認することが重要です。また、適切なインクや設定、湿度・温度・凹凸の影響をシミュレーションすることも大切。印刷後の保存環境(冷凍・冷蔵・常温)で品質を維持できるかチェック、冷凍食品の場合、解凍後も発色が安定しているかテストしましょう。
食品の種類や保管条件に適したインクを選定する必要があります。食品衛生法に基づく安全性の確認はもちろん、アレルギー物質の表示も重要です。
凹凸のある食品や水分量の多い食品は、プリンターヘッドの詰まりが発生しやすく、細菌が繁殖しやすい可能性があります。 清掃・消毒が容易なプリンターを選定し、衛生管理を徹底する必要があるでしょう。
冷凍食品対応のプリンターは、霜や結露によるトラブル防止対策が必要です。
※ニューマインドのフードプリンターはどれもギャップ許容度が高く、凹凸のある食品にも強く、天然ブラウン着色インク対応で水分量の多い食品でもにじみにくく、高画質にプリントできるのが特徴です。ここでは、その中でも稼働台数が多い(ニューマインド調べ)機種と卓上型の2製品を紹介します。

水分の多い食品でも滲みにくいプリント
稼働台数が多い機種 NE-54HPR typeII
4色マルチカラー、合成着色料インク・天然着色料インク・天然ブラウンインクに対応し、水分量の多い食品へのプリントも滲みにくいのが特徴です。
複数パターンの絵柄を繰り返し印刷可能。版が不要で、パソコンから、キャラクター、ロゴ、写真などを4色マルチカラーで自由に印刷できます。
印刷速度は最大毎分25m。生産ラインに簡単に導入でき、コンパクトな設計で、既存のライン左右どちらへの設置も可能です。

凹凸や高さに差のある食品も綺麗に印刷
カートリッジ式インクの卓上型 NE-420F II
大容量可食インクカートリッジを採用、交換が簡単で衛生的、中がパウチになっていて空気が入りづらく、ノズル抜けなどのトラブルも少ないのが特徴です。
専用大型ヘッド搭載により、420mm角サイズのトレイを約1分で高速処理。大型タッチパネルで操作も容易な卓上型で、多品種少量生産から大量生産まで対応可能。
高粘度インクの採用及びインク液滴の吐出量の制御により、凹凸のある食品にも綺麗に印刷でき、高さに差のある食品も1度に印刷できます。
ニューマインドは、食品への高画質・高速印刷を実現するフードプリンターの技術と実績を誇るメーカー。小規模店舗から食品工場の生産ラインまで対応しています。
菓子類をはじめ、従来印刷が難しかった食品にも、滲みにくいインクの開発によって綺麗な印刷を実現。
国内100台以上の稼働を誇る高速ライン機種を展開する中(2025年3月調査時点)、後継「NE-55MACH」は次世代ヘッドを搭載、高耐久・高生産性を実現。AIを活用した食品用良否判別システムを提供するなど、品質管理の効率化にも貢献しています。
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近年、食品業界では個別ニーズ対応や付加価値の向上が求められています。そんな中、フードプリンターは革新的な解決策として注目されています。このメディアでは、高画質なデザインのプリントに留まらず、生産性向上、差別化戦略、そして新たな顧客体験の創出など、食品工場へのフードプリンター導入がもたらす可能性と、導入のために参考になる情報をまとめています。