フードプリンターで凹凸のある食品にプリントできるのか

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食品工場向けフードプリンターを利用すれば、凹凸がある食品にも印刷が可能です。製品の付加価値の向上や、他社との差別化を実現できます。

凹凸のある食品にもプリントできる理由

食品工場向けフードプリンターは、一般的なインクジェット方式のプリンターと同じ仕組みを採用しています。インクジェット方式は、ノズルから紙に向けてインクを噴射することで印刷しています。フードプリンターも同様で、食品に可食インクを噴出することで印刷を実現しています。

インクジェット方式と印刷方法が同じため、多少の凹凸がある食品にも印刷が可能です。印刷は自動で行われるため、従来の人手による作業と比べて生産効率や製品のクオリティーを高められます。ただし凹凸の大きさや機種によって仕上がりが変わりますので、導入前にメーカーへ確認しましょう。

凹凸のある食品の例

以下は凹凸がある代表的な食品です。

• せんべい
• ウエハース
• 手作り風クッキー

フードプリンターを利用すれば、これらの食品にも印刷できます。印刷した食品の用途は、お土産やプレゼント、イベント・キャンペーンなど多岐にわたります。食品ごとに賞味期限を印刷し、期限の改ざんを防ぐ用途にも利用できます。

凹凸のある食品へのプリントを得意とするプリンター

以下では、凹凸がある食品への印刷が得意な機種をご紹介します。

NE-55MACH

スピーディな印刷が可能な食品工場向けフードプリンターです。印刷速度は毎分最大45mで、高い生産性を実現しています。既存の生産ラインへ簡単に設置できるため、大規模な設置工事を必要としないのもポイント。生産ラインの停止期間を最小限に抑えられます。

印刷解像度は横600dpi・送り方向300dpiで、写真画質などの高クオリティな印刷にも対応しています。表示灯も搭載されているため、遠方からでもプリンターの稼働状況を確認できます。

NE-420F II

少量多品種から大口印刷まで、ニーズに合わせて柔軟に対応できる食品工場向けフードプリンターです。卓上タイプの機種で、大型プリントヘッドにより最大420mm×420mmまでの印刷に対応しています。印刷スピードも早く、最大サイズを約1分で印刷可能です。

視認性が高い7インチの大型タッチパネルも搭載。パソコンを使わず、インク残量確認や洗浄、クリーニングなどの操作が可能です。ボタンレイアウトもシンプルなため、機械操作が苦手な方でも安心して使用できます。